
今回はサイドマウントのダイビングで絶対に後悔しない完全ガイドを紹介します。
近年、サイドマウントは海外を中心に普及がはじまり、ケーブダイビングやテクニカルダイビングだけのスタイルではなく、通常のレクリエーションダイビングの新しい楽しみ方のひとつとして注目を浴びるようになりました。
サイドマウントは従来の背中にシリンダーを背負うバックマウントのスタイルとは違い、体の側面に1本もしくはそれ以上のシリンダーを取り付け、それぞれのシリンダーにファーストステージとセカンドステージ、残圧計を取り付けるスタイルになります。
サイドマウントとは、「side(体の横・脇)」+「mount(取り付ける)」の意味になります。洞窟潜水のケーブダイビング、沈没船の内部侵入(ペネトレーション)、特殊な大深度潜水などテクニカルダイビングで利用されます。
サイドマウントはインターネットで調べるとさまざまな情報があり、誤解を受けやすいのが現状です。サイドマウントのダイビング器材やダイビングライセンスの講習費はとても高額です。又、正しい知識を学んで始めないと命に関わる危険性があります。
この記事を読むことによって国内では数少ないサイドマウントのテクニカルインストラクターからサイドマウントのダイビングで絶対に後悔しない完全ガイドを知ることができます。
目次
以下の記事ではサイドマウントの器材準備とコンフィグレーション、エントリーやエキジット、泳ぎ方などを紹介しています。
サイドマウントとは?

サイドマウントは従来の背中にシリンダーを背負うバックマウントのスタイルとは違い、体の側面に1本もしくはそれ以上のシリンダーを取り付け、それぞれのシリンダーにファーストステージとセカンドステージ、残圧計を取り付けるスタイルになります。
サイドマウントとは、「side(体の横・脇)」+「mount(取り付ける)」の意味になります。洞窟潜水のケーブダイビング、沈没船の内部侵入(ペネトレーション)、特殊な大深度潜水などテクニカルダイビングで利用されます。
近年、サイドマウントは海外を中心に普及がはじまり、ケーブダイビングやテクニカルダイビングだけのスタイルではなく、通常のレクリエーションダイビングの新しい楽しみ方のひとつとして注目を浴びるようになりました。
サイドマウント VS バックマウント


テクニカルダイビングではダブルタンクや複数のボトムガスを使用する場合に、従来の背中にシリンダーを背負う「バックマウント」のスタイルと、体の側面にシリンダーを取り付ける「サイドマウント」のスタイルがあります。
ダイビングの目的に合わせて、どちらのスタイルを選ぶのか決めていきます。大深度潜水では、背中のスペースを有効に使えるバックマウントが適しています。例えば、100M級のダイビングとなるとシリンダーの数が5本、6本など必要になってきます。
バックマウントでは背中に2本のダブルタンク、体の側面にも複数のシリンダーを取り付けることができます。バックマウントは背中にシリンダーを背負うことができるので、移動しやすく、安定した状態でエントリーできます。
サイドマウントで大深度潜水を行うと、体の側面や下半身のDリングにすべてのシリンダーを取り付けなければいけません。バックマウントと比べるとサイドマウントは技術的にも難しくなります。

洞窟潜水のケーブダイビング、沈没船の内部侵入(ペネトレーション)は、サイドマウントが適しています。サイドマウントは体の側面にシリンダーを取り付けるため、狭い入り口でも進むことができます。
バックマウントの場合はシリンダーのバルブやレギュレーターのファーストステージが当たってしまう危険性があります。
サイドマウントは一般的なレクリエーション・ダイビングでも人気が出てきて注目されています。しかし、大深度潜水や減圧ダイビングが目的であればバックマウントが適しています。サイドマウントを選ぶ必要はありません。
洞窟潜水のケーブダイビング、沈没船の内部侵入(ペネトレーション)など狭い場所でダイビングするのが目的であればサイドマウントが適しています。目的に合わせて「サイドマウント」と「バックマウント」のスタイルは選んで下さい。
サイドマウントのメリット

撮影者 : @usshi_scuba
サイドマウントの最大のメリットは体の側面にシリンダーを取り付けるため、狭い場所でもダイビングが可能になります。洞窟潜水のケーブダイビング、沈没船の内部侵入(ペネトレーション)に適しています。
又、流線形で水の抵抗も少ないため、効率よく泳ぐことができます。サイドマウントは独立した呼吸源を2つ用いているため、片方のシリンダーのガスがなくなってしまったり、レギュレーターにトラブルが起こっても対処が可能です。
そして、体の両脇近くにシリンダーのバルブがあるため、ダイビング中でもバルブの開閉操作が可能です。レギュレーターも胸部にあるためリークに気がつきやすくトラブルの回避に対応できます。
サイドマウントのデメリット

サイドマウントのメリットだけではなく、サイドマウントのデメリットについて考えることも重要です。
サイドマウントのデメリットはレギュレーターのロングホースの取り回しや、シリンダーの取り付けが複雑になります。又、両方のシリンダー内のガスのボリュームに大きな差が出ないように定期的に呼吸するセカンドステージを変更する必要があります。
バックマウントであればシリンダーを背中に背負って運ぶことができますが、サイドマウントは手に持って運ばなければいけません。長距離の移動は体力が必要です。エントリーやエキジットの場合にも複数のシリンダーの管理が必要になります。
又、通常のシングルのシリンダーのスタイルと比べて、サイドマウントは2本のシリンダーと2つのレギュレーターを使用します。単純に考えてシリンダーやレギュレーターの器材トラブルの可能性は2倍になります。
サイドマウントの危険性
サイドマウントで洞窟潜水のケーブダイビングや沈没船の内部侵入(ペネトレーション)を楽しむにはテクニカルダイビングのトレーニングが必要です。閉鎖環境のダイビングはすぐに水面に浮上することができません。
ガスのボリュームを考えた事前のダイビング計画、トラブルを水中で解決するためのスキルやバックアップ器材が必要です。
通常のレクリエーションダイビングと洞窟潜水のケーブダイビングや沈没船の内部侵入(ペネトレーション)などの閉鎖環境のダイビングはまったく別物です。簡単に身に着く技術ではありません。

撮影者 : @usshi_scuba
テクニカルダイビングのインストラクターからトレーニングを受けてダイビングライセンスを取得する必要があります。
そして、サイドマウントの危険性で必ず考えてほしいのはラチェットあるいはAフレーム効果です。これは、サイドマウントで狭い場所の奥まで進み、後退するときにシリンダーの底が周りの障害物にぶつかってしまい後退ができない状態です。
又、洞窟の中や沈没船の内部侵入をしていると方向転換できない可能性があります。狭いところに入る前に、後ろにバックするバックワーズキックも必ず練習しましょう。
関連記事 : バックワーズキック・テクニカルダイビング
サイドマウントのダイビングライセンス

参加条件 アドバンスウォーター 30ダイブ 年齢18才以上
当スクールのサイドマウントのダイビングライセンス(Cカード)の取得コースは本格的なテクニカルダイビングを考えている方向けのライセンスコースになります。サイドマウントの基礎を身につけることを目的としています。
サイドマウントは正しい知識がないと重大な事故に繋がってしまいます。テクニカルダイビングのインストラクターがサイドマウントのライセンスコースを開催します。安全にサイドマウントが楽しめるように正しい知識と経験を積みます。
サイドマウントに対するさまざまな疑問を解消することができます。他の教育機関で経験のある方も歓迎です。
2日間で学科と海洋実習3ダイブのご案内になります。ご旅行の場合は3泊4日からご参加可能です。サイドマウントは慣れるのに時間が必要です。ご希望の方には追加講習1日25000円(税込)も可能です。
- 教材セット、申請料 ¥13200(税込)の別途料金がかかります。
沖縄 サイドマウント | ダイビングライセンス(Cカード) の詳細はこちらから
サイドマウントのコース内容
- サイドマウント用シリンダーへの必要付属品のセットアップと確認
- サイドマウント用シリンダーへのレギュレーターセットの取り付けと作動確認
- サイドマウント用BCの体へのフィットと各付属品
- エントリー前チェック
- エントリー方法
- シリンダー装着
- 2ndステージの取り扱い
- 水面での器材確認
- BCD操作と浮力コントロール
- トリムコントロール
- 2ndステージチェンジ
- バルブシャットダウンドリル
- フリーフロー対策
- フィンテクニック
- シグナルの確認
- Sドリル(サイドマウントスタイル)
- マスク喪失への対応
- ポーチ内器材の取り出しと再度の収納
- シリンダーの取り外しと取り付け
- シリンダーマウントトラブルへの対応
- BCDパワーインフレーションフェイルへの対応
- ブラダーフェイルへの対応
- リフトバックの放出シミュレーション
当スクールのご利用が初めての場合は面談もしくはチェックダイブが必要になります。又、上記スキルが身につかない場合は認定できない場合があります。追加講習は1日25000円(税込)が発生します。
サイドマウントでおすすめのダイビング器材
サイドマウントでは通常のレクリエーションダイビングとダイビング器材に違いがあります。サイドマウント専用のレギュレーターとBCDが必要です。サイドマウントのダイビングスタイルは使用するダイビング器材が大きく影響します。
サイドマウントはレンタルのダイビング器材では技術やトレーニングの成長が著しく遅くなります。サイドマウントのダイビングライセンスを取得したり、トレーニングを積む場合は自分のダイビング器材を揃えて始めるようにしましょう。
当スクールではテクニカルダイビングで人気のAPEKS(エーペックス)とXDEEP(エックスディープ)を取扱しています。どちらのメーカーも正規販売店の割引価格で購入が可能です。サイドマウントのダイビング器材の相談も気軽にお問い合わせ下さい。
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Apeks(エイペックス)ダイビング器材 – 国内の正規ディーラー
弊社はテクニカルダイバーからも評価の高い「APEKS・エイペックス」の正規販売代理店(ディーラー)です。サイドマウントのレギュレーターは性能が高く信頼されています。BCDも使いやすく人気です。 |
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XDEEP(エックスディープ)ダイビング器材 – 国内正規販売店
XDEEP(エックスディープ)はヨーロッパで生まれたダイビング器材のメーカーです。アメリカとドイツから厳選された素材を使用してBCDやレギュレーター、軽器材、ダイビング用のアクセサリーなどの製造をしています。 サイドマウントの器材も豊富に取り揃えています。オンラインショップでは25000円(税込)以上の商品は今すぐに使える5%OFFの割引クーポンを発行しています。全国送料も無料です。 |
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サイドマウントの完全ガイド・まとめ

撮影者 : @usshi_scuba
今回はサイドマウントのダイビングで絶対に後悔しない完全ガイドを紹介しました。近年、サイドマウントは海外を中心に普及がはじまり、通常のレクリエーションダイビングの楽しみ方のひとつとして注目を浴びるようになりました。
サイドマウントは従来の背中にシリンダーを背負うバックマウントのスタイルとは違い、体の側面に1本もしくはそれ以上のシリンダーを取り付け、それぞれのシリンダーにファーストステージとセカンドステージ、残圧計を取り付けるスタイルになります。
サイドマウントは一般的なレクリエーション・ダイビングでも人気が出てきて注目されています。しかし、大深度潜水や減圧ダイビングが目的であればバックマウントが適しています。サイドマウントを選ぶ必要はありません。
サイドマウントの最大のメリットは体の側面にシリンダーを取り付けるため、狭い場所でもダイビングが可能になります。洞窟潜水のケーブダイビング、沈没船の内部侵入(ペネトレーション)に適しています。

撮影者 : @usshi_scuba
サイドマウントのデメリットはレギュレーターのロングホースの取り回しや、シリンダーの取り付けが複雑になります。又、両方のシリンダー内のガスのボリュームに大きな差が出ないように定期的に呼吸するセカンドステージを変更する必要があります。
サイドマウントの危険性で必ず考えてほしいのはラチェットあるいはAフレーム効果です。これは、サイドマウントで狭い場所の奥まで進み、後退するときにシリンダーの底が周りの障害物にぶつかってしまい後退ができない状態です。
当スクールのサイドマウントのダイビングライセンス(Cカード)の取得コースは本格的なテクニカルダイビングを考えている方向けのライセンスコースになります。サイドマウントの基礎を身につけることを目的としています。
サイドマウントはレンタルのダイビング器材では技術やトレーニングの成長が著しく遅くなります。サイドマウントのダイビングライセンスを取得したり、トレーニングを積む場合は自分のダイビング器材を揃えて始めるようにしましょう。
#サイドマウント #サイドマウントダイビング





