
写真 : マンタ(ナンヨウマンタ)
今回はエイとマンタの違いについて分かりやすく徹底解説します。エイやマンタはダイバーの間でも良く話題に出ます。
マンタは「エイの仲間」です。エイはサメと同じ軟骨魚類に属する魚の総称で世界中に数百種類が生息しています。マンタはエイで最大種のオニイトマキエイとナンヨウマンタの英名”manta ray”の名称になります。
エイとマンタの分かりやすい違いは、マンタが海中を羽ばたくように泳ぎプランクトンを食べるのに対して、一般的なエイは海底で砂に潜り甲殻類などを食べます。アカエイなどの多くのエイは尾に毒針を持っていますが、マンタには毒針がありません。
この記事を読むことによって、エイとマンタのそれぞれの違いが簡単に分かるようになります。ダイバーで大物が好きな方、エイやマンタなどの大きな水中生物に興味がある方などに必見の記事です。
目次
エイとマンタの違いは?
動画 : マンタ(ナンヨウマンタ)
エイとマンタはイメージが似ていて間違えやすいです。マンタは「エイの仲間」です。エイは魚の総称でマンタは特定の種です。
エイはサメと同じ軟骨魚類に属する魚の総称で世界中に数百種類が生息しています。マンタはエイで最大種のオニイトマキエイ(英名:Giant Manta Ray)とナンヨウマンタ(英名:Reef Manta Ray)の”manta”の名称になります。
エイとマンタの分かりやすい違いは、マンタが海中を羽ばたくように泳ぎプランクトンを食べるのに対して、一般的なエイは海底で砂に潜り甲殻類などを食べます。アカエイなどの多くのエイは尾に毒針を持っていますが、マンタには毒針がありません。
エイとは?

写真 : マダラエイ
エイは、サメと同じ軟骨魚類に属する魚の総称です。英語では”Ray”と呼ばれます。世界中に約530種が生息しています。世界中の海洋の暖海域から極域まで広く分布して一部は淡水にも適応しています。
サメの仲間から進化したと考えられていて胸ビレが大きく発達しています。一般的に上下に扁平な体型で、細長い尾を持ち、多くは卵を胎内で孵化させて子を産む卵胎生になります。
種類によって、一般的なエイの海底で砂を掘って貝などを食べる種と、マンタのように海中を泳いでプランクトンを食べるトビエイの種類に分かれます。トビエイは二次的に遊泳生活に戻った種類です。
アカエイのように、尾の付け根に毒腺のある鋭い棘(トゲ)を持つ種類もいます。刺されると激痛を引き起こすことがあります。過去にダイバーの死亡事故も発生しています。
過去のエイによるダイバーの死亡事故
エイに刺されダイバー死亡 シンガポールの水族館
2016年10月6日 5:36 発信地:シンガポール [ アジア・オセアニア シンガポール ]
シンガポールの水族館「アンダーウォーターワールド・シンガポール(Underwater World Singapore)」で、毒のあるとげを持つアカエイにダイバーが胸を刺され死亡する事故が起きた。水族館の運営会社が5日、発表した。
同水族館を運営するハウ・パー(Haw Par Corporation)の声明によると、亡くなったのはベテランダイバーのフィリップ・チャン(Philip Chan)さん(62)。4日の閉館中にアカエイを別の水族館に移送する作業をしていた際に刺され、搬送先の病院で亡くなった。
ハウ・パーは、動物の移送計画を延期し、警察当局による捜査が現在行われていると明らかにした。
引用元 : AFPBB News
マンタとは?

写真 : マンタ(ナンヨウマンタ)
マンタはエイの仲間でトビエイ目イトマキエイ科に属しています。世界中の熱帯・亜熱帯海域、サンゴ礁周辺に生息しています。海中を優雅に泳ぐ姿は世界中のダイバーから絶大な人気を誇っています。
マンタはエイで最大種のオニイトマキエイとナンヨウマンタの英名”manta ray”の名称です。現在のところ、世界にこのオニイトマキエイ(英名:Giant Manta Ray)とナンヨウマンタ(英名:Reef Manta Ray)の2種が確認されています。
オニイトマキエイ(学名:Mobula birostris)は外洋に生息する大型の種で大きい個体では8Mを超えます。ナンヨウマンタ(学名:Mobula alfredi)は沿岸やサンゴ礁域に生息する種で平均の個体の大きさで3M~4Mです。
もともとはオニイトマキエイという1つの種とされていましたが、2009年に異なる種が混同されていることが判明してからは、2種に分類されました。また、大西洋にはさらに別の「マンタ」がいる可能性もあるそうです。
マンタ(Manta)の名前の由来は、スペイン語およびポルトガル語で「マント」を意味する言葉です。左右に大きく広がった平たい胸びれを広げて海中を優雅に泳ぐ姿が、まるでマントを羽織っているように見えたことから名付けられました。
国内のダイビングで見れるエイの種類

写真 : マダラトビエイ
国内のダイビングで良く見れるエイの種類は「マダラトビエイ」、「ヤッコエイ」、「イトマキエイ」、「マダラエイ」、「オニイトマキエイ」、「ナンヨウマンタ」などの種になります。
マダラエイとヤッコエイはアカエイ科で海底で砂に潜り甲殻類などを食べます。アカエイは尾に毒針を持っています。イトマキエイ、マダラトビエイ、オニイトマキエイ、ナンヨウマンタはトビエイ科もしくはイトマキエイ科で海中を優雅に泳ぎます。
エイのそれぞれの種類については沖縄スキューバダイビングの海水魚図鑑のアカエイ科やトビエイ科を参考にして下さい。
エイが見れる有名なダイビングスポット
石垣島の「川平石崎マンタシティ(MCP)」

画像 : Gemini(ジェミニ)の画像生成
沖縄県石垣島の「川平石崎マンタシティ(MCP)」は、高確率でナンヨウマンタに会える世界的に有名なダイビング・シュノーケリングスポットです。水深7〜9メートルの浅い根にマンタが集まり、初心者でも安心してクリーニング風景を観察できます。
石垣島周辺では、ベストシーズンの6月〜10月を中心に多くのダイビングツアーが開催されています。
サイパンの「イーグルレイシティ」

画像 : Gemini(ジェミニ)の画像生成
イーグルレイシティは、サイパンにある有名なダイビングポイントで、マダラトビエイの大群、浅い水深、強い潮の流れが特徴です。マダラトビエイの群れは多いときには40〜50枚(匹)以上のエイが砂地の根に集まります。
ベストシーズンは12月から3月末頃の冬場がシーズンの中心です。水深は約10mの浅い砂地ですが、潮の流れが強い場所として知られています。観察のスタイルは流れに逆らいながら海底の根へ移動し、そこでじっとエイの群れを待ち構えて観察します。
エイとマンタの違い まとめ
動画 : マダラエイ
今回はエイとマンタの違いについて分かりやすく徹底解説しました。エイとマンタはイメージが似ていて間違えやすいです。マンタは「エイの仲間」です。エイは魚の総称でマンタは特定の種です。
エイとは、サメと同じ軟骨魚類に属する魚の総称です。英語では”Ray”と呼ばれます。世界中に約530種が生息しています。マンタとはエイで最大種のオニイトマキエイとナンヨウマンタの英名”manta ray”の名称です。
国内のダイビングで良く見れるエイの種類は「マダラトビエイ」、「ヤッコエイ」、「イトマキエイ」、「マダラエイ」、「オニイトマキエイ」、「ナンヨウマンタ」などの種になります。
エイが見れる有名なダイビングスポットは石垣島の「川平石崎マンタシティ(MCP)」とサイパンの「イーグルレイシティ」が有名です。世界中からエイを見るためにダイバーが集まってきます。
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