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ドライスーツの中性浮力と排気バルブ

ドライスーツの中性浮力

ドライスーツのダイビングではウエットスーツの時とは違い、浮力のコントロールが大きく変わります。ドライスーツの吸気は中圧ホースを通常より1本多くしてドライスーツの胸部へつなぎます。ドライスーツの場合はBCDに空気を送るよりも、ドライスーツへ空気を送りドライスーツのなかで空気の層をつくったほうが暖かいです。BCDと両方を操作する必要はなく、基本的にはドライスーツで浮力を調整します。

 

まず、潜降後にドライスーツは圧力の影響で圧縮されます。その際に胸部の吸気ボタンを押して空気を送ります。その後はBCDの使用時と同様に深度が深くなるにしたがって吸気して空気を足していきます。空気を入れすぎてしまったときや深度が浅くなるときには排気していきます。排気バルブは左の肩についており、主に自動排気と手動排気の2通りの抜き方があります。自動排気は身体をまっすぐに起こして左肩を少し上げると自動で抜けていきます。手動排気も同じ姿勢をとり、排気バルブのボタンを押すと空気が抜けていきます。これは空気が排気バルブの内側に溜まり、内側から押される力によってバルブが開きます。自分の身体のどの部分に空気が溜まっているか、どのような姿勢になれば空気が抜けるか慣れるまでは少し時間がかかります。

ドライスーツの排気バルブと吸気バルブ

ドライスーツの場合は逆立ちになってしまい、足に空気がたまり急浮上してしまう「吹き上げ」という状態があります。ドライスーツの種類によっては足の部分に排気バルブがついているのもありますが、ほとんどの場合はついていません。1度、逆立ちの姿勢になってしまうと姿勢を直すことが出来なく、空気を抜くことができなくなって急浮上してしまいます。もし吹き上げが起こりそうになった場合は、両手、両足を大きく広げて水の抵抗を大きくし、浮上スピードをコントロールするフレアリングという技術が有効です。フレアリングだけで浮上スピードをコントロールすることができない場合は最終手段としてドライスーツの手首や首の部分を手で開いて水を侵入させます。水没してしまいますが、浮上スピードによっては減圧症や肺の過膨張障害の危険性があります。

 

ウエットスーツとの違いについてはウエイトの量も大きく変わってきます。それぞれの種類によって重さは異なりますが、ウエットスーツ使用時と比べると1.5倍~2倍の量のウエイトが必要になります。ドライスーツではウエイトベルトより、重さを分散させることができるベスト型のウエイトベストがおすすめです。また、足の部分が安定しなくなり、浮きやすくなるのでアンクルウエイトの使用はとても大事です。必須ともいえると思います。アンクルウエイトを利用することによってドライスーツの吹き上げの危険性を大きく減らすことが出来ます。

ドライスーツのアンクルウエイトとベストウエイト

ドライスーツはBCDの操作より難しく、慣れるまで時間がかかります。沖縄の場合は必ず使用しなければならないというわけではないのでBCDの中性浮力に慣れてからチャレンジするのがおすすめです。また、ドライスーツはメーカーや物によって操作の仕方が変わります。排気バルブの説明などもしっかり説明書を読んでから着用するようにしてください。

 
下記のURLも是非参考にして下さい。

投稿者のプロフィール

空 良太郎
北海道小樽市生まれ。沖縄でPADIインストラクターを取得。その後、サイパンのMOCダイブセンター、タイのサムイダイビングサービスで勤務。世界的な水中写真家達と出会い、水中写真を始める。2011年に沖縄PADIダイビングスクール ワールドダイビングを設立。
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