今回はダイビングの二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)を徹底解説します。
ダイビングでは窒素中毒や酸素中毒など、ガスによるさまざまな影響が身体に起こります。しかし、ダイバーの方でも二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)はあまり聞いたことがないかもしれません。
二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)は特殊なガスを使用しなくても通常のダイビングでも起こる可能性があります。
ダイビングで二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)が起きる最も多い原因は激しい運動と早くて浅い呼吸です。換気量が低下すると二酸化炭素が多く作られることになります。
また、タンクの空気を長持ちさせようと呼吸を我慢したりするのも二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)の原因になります。
ダイビング後に良く頭痛が起きたり、タンクの空気の減りが遅いダイバーは軽度の二酸化炭素中毒の疑いがあります。
記事の内容は「二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)とは?」、「二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)の原因」、「二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)の対処法」、「二酸化炭素中毒(ハイパーカプニア)のまとめ」に分けて紹介します。