今回は透明度と透視度の違いについて分かりやすく徹底解説します。
ダイバー同士の会話では「透明度」や「透視度」という言葉は良く出てきます。それぞれのダイバーによって言葉や考え方に違いがある場合があります。ダイビング後のログ付けでも透明度もしくは透視度を記入する欄があります。
透明度とは水を上から見てどこまで下が見通せるのか、垂直方向に見える範囲を「透明度」と言います。透視度とは水中でどこまで遠くが見通せるのか、水平方向に見える範囲を「透視度」と言います。
記事の内容は「透明度と透視度の違い」、「透明度とは?」、「透視度とは?」、「ダイビングでの透明度と透視度」、「透明度40Mを超える水納島のダイビング」、「透明度と透視度の違い・まとめ」に分けて紹介します。
「透明度」と「透視度」の言葉の違いはとても重要です。それぞれの言葉を理解していないと、スキューバダイビングの会話をしていてもお互いに話がかみ合わない可能性があります。
この記事を読むことによって透明度と透視度の違いについて分かりやすく理解することができます。
透明度と透視度の違い
「透明度」と「透視度」の違いについて、この2つの言葉は見える方向に違いがあります。それぞれ、透明度10メートルや透視度10センチなどのメートル(m)もしくはセンチ(cm)の単位で表現されます。
透明度とは?

透明度とは水を上から見てどこまで下が見通せるのか垂直方向に見える範囲を「透明度」と言います。
正しい透明度の測り方は、直径30cmの白色の円板(セッキー板)を水中に沈めていくことで測ります。水面から見えなくなったときの深さ(メートル)を透明度で表します。
透視度とは?

透視度とは水中でどこまで遠くが見通せるのか、水平方向に見える範囲を「透視度」と言います。
正しい透視度の測り方は、透視度計と呼ばれる道具を使用します。透視度計に、透視度を測りたい水を入れて標識板の十字がはっきり二重に見える限界の深さ(cm)を測ります。二重に見える限界の深さを透視度で表します。
ダイビングでの透明度と透視度
一般的にダイビングでは透視度のことを透明度と表現している場合がほとんどです。ダイビング中に水中でどこまで遠くが見通せるのかメートルで表します。道具を使用して測るのではなく、大まかに何メートルぐらい先の景色まで見えたかで表現します。
例えば、私は沖縄本島であれば10M~20Mぐらい、沖縄本島でも北部や近郊の離島では20M~40Mぐらいでお客様にお伝えすることがほとんどです。透視度計で測れる目盛りをはるかに超えてしまいます。ダイビングでは現実味のない測り方です。
英語圏のダイビングでは“Visibility(ビジビリティ)”の一語で表現します。日本語に訳すと「目に見える度合い」、「見通し」、「可視性」などを意味します。ダイビングでは英語の表現の“Visibility(ビジビリティ)”の方が分かりやすいです。
透明度40Mを超える水納島のダイビング
水納島のダイビングスポットは透明度40Mを超える沖縄で最も透明度の高いエリアです。水納島は沖縄で透明度が1番綺麗なダイビングスポットです。沖縄本島の本部町の港からボートで約20分の移動で到着します。
水納島のダイビングスポットは透明度の高いエリアでダイビングしたい方におすすめのメニューです。
珊瑚の群生している範囲の広さ、種類の豊富さも沖縄で最高クラスです。白い砂地に人気のガーデンイールが数多く生息します。
水納島のダイビングスポットは水納島の北東側にまとまっています。「灯台下」「イエローフィッシュロック」「ワサワサ」「ポパイ」「オリーブ」「ケーブル」「ポートサイド」「ヨスジの根」と呼ばれるダイビングスポットがあります。
水納島 ダイビング「沖縄で1番綺麗なダイビングスポット」の詳細はこちらから
透明度と透視度の違い・まとめ
今回は透明度と透視度の違いについて分かりやすく徹底解説しました。
「透明度」と「透視度」の違いについて、この2つの言葉は見える方向に違いがあります。
透明度とは水を上から見てどこまで下が見通せるのか垂直方向に見える範囲を「透明度」と言います。透視度とは水中でどこまで遠くが見通せるのか、水平方向に見える範囲を「透視度」と言います。
一般的にダイビングでは透視度のことを透明度と表現している場合がほとんどです。ダイビング中に水中でどこまで遠くが見通せるのかメートルで表します。道具を使用して測るのではなく、大まかに何メートルぐらい先の景色まで見えたかで表現します。
英語圏のダイビングでは“Visibility(ビジビリティ)”の一語で表現します。日本語に訳すと「目に見える度合い」、「見通し」、「可視性」などを意味します。ダイビングでは英語の表現の“Visibility(ビジビリティ)”の方が分かりやすいです。
水納島のダイビングスポットは透明度40Mを超える沖縄で最も透明度の高いエリアです。水納島は沖縄で透明度が1番綺麗なダイビングスポットです。沖縄本島の本部町の港からボートで約20分の移動で到着します。
「透明度」と「透視度」の言葉の違いはとても重要です。それぞれの言葉を理解していないと、スキューバダイビングの会話をしていてもお互いに話がかみ合わない可能性があります。
この記事を読むことによって透明度と透視度の違いについて分かりやすく理解することができます。
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