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イザリウオの改名・差別用語の和名

かつて、海底を這って歩く姿から「イザリウオ」と呼ばれた魚がいました。海の中を泳ぐのではなく前足のような胸鰭を使って海底を歩き回ります。

 

この「イザリウオ」の特徴は、頭に付いている釣竿(イリシウム)と、その先に付いている疑似餌(エスカ)です。この疑似餌を使って魚をおびき寄せ、大きな口をあけてパクリと飲み込みます。自分の身体より大きい魚でも、くわえるほどです。このことからイザリウオの名称由来については、「漁をする魚」すなわち「漁り魚」とする説もあります。

2007年2月1日、日本魚類学会は「イザリ」には差別的な意味があるため、標準和名である「イザリウオ」を差別的なものとして「カエルアンコウ」に改名しました。名に「イザリ」が含まれる近縁の種など32種の魚の和名が改名されました。この改名は「いざり」という単語を「躄」すなわち足の動かない人を指す差別用語であるとしておこなわれました。

現在、ダイバーの中でも新しい和名の「カエルアンコウ」が一般的になっています。
カエルアンコウの仲間はクマドリカエルアンコウ、ベニカエルアンコウ、イロカエルアンコウ、オオモンカエルアンコウなどがいます。

 

投稿者のプロフィール

空 良太郎
北海道小樽市生まれ。サイパンのMOCダイブセンター、タイのサムイダイビングサービスで勤務。2011年に沖縄ダイビングスクール ワールドダイビングを設立。世界的な水中写真家達と出会い、水中撮影を始める。水中写真はフォトグラファーの矢内大介氏、水中カメラマンの増子均氏が師匠。現在まで数多くのTV番組や書籍、図鑑、企業などに写真を提供する。

サイパン時代に、IANTD本部の近藤正義氏と出会いテクニカルダイビングを始める。現在はSDI/TDI/ERDI JAPAN代表の加藤大典氏が師匠。SDI/TDIインストラクター、IART(国際テクニカル協会)インストラクター。テクニカルダイビングの普及にも取り組んでいる。
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