
今回はウミガメの種類で全8種(7種)の違いを分かりやすく徹底解説します。
ウミガメはダイバーの間でも最も人気の高い海の生物です。ウミガメに会いたいというリクエストはとても多いです。
世界には「アオウミガメ」、「タイマイ」、「アカウミガメ」、「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」、「ケンプヒメウミガメ」、「ヒラタウミガメ」の8種のウミガメが生息しています。
東太平洋中南米沖に生息するクロウミガメをアオウミガメと同種とすると7種になります。
国内では「アオウミガメ」、「タイマイ」、「アカウミガメ」、「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」の6種類が確認されています。「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」は非常に珍しく、年に数回しか確認されません。
国内で一般的に見れるウミガメは「アオウミガメ」、「タイマイ」、「アカウミガメ」の3種類になります。
この記事を読むと全8種(7種)の違いを知ることができて、簡単に見分けることができるようになります。又、ウミガメに対しての知識やマナーを学ぶこともできます。ウミガメが好きな人には必見の記事です。
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ウミガメとは?

ウミガメ(海亀)は、カメ目ウミガメ上科に分類される種の総称で爬虫類の仲間です。世界には8種(7種)のウミガメが生息しています。ウミガメ科の7種(6種)とオサガメ科の1種で2科・6属・8種(7種)に分類されます。
ウミガメの種類は「アオウミガメ」、「タイマイ」、「アカウミガメ」、「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」、「ケンプヒメウミガメ」、「ヒラタウミガメ」の全8種になります。
東太平洋中南米沖に生息するクロウミガメをアオウミガメと同種とするとウミガメ科の6種とオサガメ科の1種で2科・6属・7種に分類されます。クロウミガメに関しては未だ研究結果が出ていません。
国内では「アオウミガメ」、「タイマイ」、「アカウミガメ」、「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」の6種類が確認されています。「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」は非常に珍しく、年に数回しか確認されません。
国内で一般的に見れるウミガメは「アオウミガメ」、「タイマイ」、「アカウミガメ」の3種類になります。
国内のウミガメ3種類の見分け方は顔をみれば簡単です。アオウミガメは優し気なかわいい顔、タイマイはクチが尖っていてスマートな顔、アカウミガメはいかついゴジラのような顔をしています。
すべてのウミガメの種類が絶滅危惧種として保護されています。一生のほとんどを海で過ごし、卵を産むときだけメスが砂浜に上がります。肺呼吸をする爬虫類なので、たまに海面に上がって息継ぎをします。
脚はオール状になっていて、顔の先端には2つの鼻孔があり、肺呼吸をします。成熟したオスには太くて立派な尾があります。種類によって、海草、クラゲ、貝など食べるものが違います。
アオウミガメ

日本国内で最も会える確率が高いのはアオウミガメです。8割~9割ぐらいの確率になります。和名の由来の通り、青から緑がかった体色をしています。顔は優しげで、ゴジラのような顔のアカウミガメとは一目で区別がつきます。
アオウミガメは植物食傾向が強く主に海草、海藻を食べます。甲長は80センチ~100センチになる大型種です。ほかのウミガメと同様、成熟したオスの尾はペニス代わりに使用されるため太く長くなります。
太平洋、インド洋、大西洋の熱帯から温帯にかけて分布しています。南日本でも良く見られます。
タイマイ

タイマイの英名はホークスビル タートル(Hawksbill turtle)と呼ばれ、タイマイの口が鳥のタカのクチバシの様に尖っている事に由来します。アカウミガメやアオウミガメと比べるとスマートな顔をしています。
甲羅の縁がギザギザしていることも大きな特徴です。甲羅の背面は美しいモザイク模様でベッコウ細工の材料として使用されていました。タイマイは個体数が少なく、主にカイメンなどを食べます。甲長は70センチ~90センチほどです。
太平洋、インド洋、大西洋の熱帯域に分布しています。サンゴ礁付近で見られることが多いです。
アカウミガメ

アカウミガメは赤みがかった褐色が特徴ですが、顔がいかつくゴジラのような顔をしています。アカウミガメの繁殖地は日本とオーストラリアのみで北太平洋のアカウミガメはほとんどが日本で繁殖しています。
ウミガメの種類の中でも特に絶滅が危惧されているアカウミガメは繁殖地である日本の砂浜の環境にかかっています。主に甲殻類や軟体動物などを食べています。ダイバーに攻撃的になる一面もあり、国内でも被害が出ています。
甲長は80センチ~100センチになる大型種です。太平洋、インド洋、大西洋の熱帯から温帯および地中海に分布しています。
ヒメウミガメ

ヒメウミガメは、ハート型の甲羅がオリーブグリーン色をしていることからその名が付けられました。この種は、世界のウミガメの中でも最も小型でありながら、最も広く分布し、個体数も多い種です。
甲長は60センチ~80センチになります。ヒメウミガメには、単独産卵と集団産卵(アリバダ)という2つの産卵戦略があります。アリバダとは、数千頭、場合によっては数万頭ものヒメウミガメが一斉に産卵する現象を指します。
ヒメウミガメは世界中に分布し、主に太平洋、インド洋、大西洋の熱帯地域に生息しています。
オサガメ

オサガメは世界最大のウミガメです。鱗と硬い甲羅を持たない唯一のウミガメ種であり、その丈夫でゴムのような皮膚にちなんで名付けられました。現在の姿は恐竜時代から存在しています。甲長は150センチ~180センチになります。
オサガメは回遊性が高く、産卵地と採餌地の間を年間1万マイル以上泳ぐ個体もいます。また、優れた潜水能力を持ち、記録されている最深潜水深度は4,000フィートに達します。これはほとんどの海洋哺乳類よりも深い深度です。
オサガメは爬虫類の中で最も広い世界分布を持ち、主に熱帯または亜熱帯の海岸で産卵します。かつては北極と南極を除くすべての海洋に広く生息していましたが、オサガメの個体数は世界の多くの地域で急速に減少しています。
クロウミガメ

クロウミガメはアオウミガメに酷似しています。アオウミガメの亜種とする説と、同属の別種とする説があります。
成体の甲長は70センチ~80センチほどです。名前の通りアオウミガメに比べて全体的に黒いのが特徴です。また腹部や頭部の鱗板の周辺が、アオウミガメは黄色であるのに対してクロウミガメは黒いです。またアオウミガメと比べると少し小柄です。
メキシコの東部沿岸、ガラパゴス諸島、ハワイ周辺など、東太平洋沿岸の熱帯・温帯域に分布しています。
日本で見られることはほとんどありませんが、1998年4月、5月に西表島近海で初めて観察されています。又、沖縄本島北端にある宜名真漁港でも確認されています。
ケンプヒメウミガメ

ケンプヒメウミガメは世界最小のウミガメです。この種は、1906年に初めてこの種を同定したフロリダ州キーウェストの漁師、リチャード・M・ケンプにちなんで名付けられました。甲長は60センチほどです。
主にアメリカ湾(旧メキシコ湾)に生息していますが、幼体は北はノバスコシア州まで、時には北大西洋東部にも見られます。
かつてアメリカ湾にはケンプヒメウミガメが豊富に生息し、メキシコのランチョ・ヌエボでは数万頭の雌が産卵していました。しかし、20世紀半ばに個体数が激減し、1980年代には雌はわずか数百頭(巣の数も250未満)にまで減少しました。
ヒラタウミガメ

ヒラタウミガメは、オーストラリア北部沿岸、南回帰線、パプアニューギニアとインドネシアの沿岸地域に生息しています。ウミガメの中で最も生息範囲が狭いです。他のウミガメのように外洋を長距離移動して回遊することはありません。
英名の由来は、甲羅が他のウミガメよりも平らで低いドーム状になっていることに由来します。
体色はオリーブグリーンから灰色で、腹側はクリーム色です。甲羅の長さは70センチ~100センチほどになります。体重は70キロ~90キロほどです。 孵化したばかりの子ガメは、他のウミガメの種類と比べると大きいです。
ウミガメの産卵と孵化

沖縄本島恩納村の一部の自然が残るビーチでは毎年5月初旬~6月下旬頃の期間に海亀が産卵のために上陸します。その後、卵は地熱で温められ、約2ヵ月後の7月初旬~8月下旬頃に孵化します。夜になり、砂の温度が下がると、孵化がはじまります。
60センチほどの深さの巣穴から一斉に砂をかき分け、顔を上げます。潮の満潮が近づき水位があがるとわずか6センチ程の小さな体で脚を動かし、海を目指します。
砂の中から出た海亀は、自然な状態であれば水平線を目指して明るいほうへと進みます。家屋の電気や街灯が明るいと陸に間違って進み、車に轢かれたり、乾燥して死んでしまうことになります。

ひとつの巣穴の孵化で毎回100匹前後の海亀が産まれます。ウミガメが卵から成体になるのは、現在の推定では1000分の1ぐらいと言われています。
沖縄でウミガメが見れるシーズンを産卵と孵化の5月~8月と記載している記事が多いですが、シュノーケルなどの浅瀬の場合が多く、ダイビング中は時期に関係なく年中見ることが可能です。
ウミガメを守るためのマナー

ウミガメは見つけても絶対に触らないで下さい。すべてのウミガメの種類が絶滅危惧種として保護されています。ウミガメは人間が触ることで強いストレスを感じる生物です。触るとびっくりして、勢いよく逃げてそのエリアには近寄らなくなります。
ウミガメがビニール袋を餌と間違えて食べてしまい死んでしまう報告が世界中で発生しています。ダイビング中、ビーチやボートでスーパーの袋が飛ばされているのを見かけることがあります。海でウミガメが間違えて食べてしまう可能性があります。
ダイバーの方はスーパーやコンビニのビニール袋は極力使用しないように心がけましょう。外傷がないウミガメの死体のお腹を開けるとビニール袋でいっぱいの場合があります。
一人一人が海の環境にしっかりと向き合いウミガメを絶滅の危機から守ることを意識するようにしましょう。
ウミガメの種類で全8種(7種) まとめ

今回はウミガメの種類で全8種(7種)の違いを分かりやすく徹底解説しました。
ウミガメ(海亀)は、カメ目ウミガメ上科に分類される種の総称で爬虫類の仲間です。世界には8種(7種)のウミガメが生息しています。ウミガメ科の7種(6種)とオサガメ科の1種で2科・6属・8種(7種)に分類されます。
ウミガメの種類は「アオウミガメ」、「タイマイ」、「アカウミガメ」、「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」、「ケンプヒメウミガメ」、「ヒラタウミガメ」の全8種になります。
東太平洋中南米沖に生息するクロウミガメをアオウミガメと同種とするとウミガメ科の6種とオサガメ科の1種で2科・6属・7種に分類されます。クロウミガメに関しては未だ研究結果が出ていません。
国内では「アオウミガメ」、「タイマイ」、「アカウミガメ」、「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」の6種類が確認されています。「ヒメウミガメ」、「オサガメ」、「クロウミガメ」は非常に珍しく、年に数回しか確認されません。
沖縄本島では毎年5月初旬~6月下旬頃の期間に海亀が産卵のために上陸します。ひとつの巣穴の孵化で毎回100匹前後の海亀が産まれます。ウミガメが卵から成体になるのは、現在の推定では1000分の1ぐらいと言われています。
ウミガメがビニール袋を餌と間違えて食べてしまい死んでしまう報告が世界中で発生しています。外傷がないウミガメの死体のお腹を開けるとビニール袋でいっぱいの場合があります。
一人一人が海の環境にしっかりと向き合いウミガメを絶滅の危機から守ることを意識するようにしましょう。
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