
今回はエア切れの対処法であるバディブリージングの浮上方法を徹底解説します。
タンクの空気が空になってしまうエア切れのトラブルはダイビングで最も怖いトラブルです。エア切れの浮上方法で最も安全な方法はバディに予備の空気源(オクトパス)をもらう方法です。
しかし、バディが予備の空気源(オクトパス)を持っていない場合もあります。バディが近くにいて、予備の空気源(オクトパス)を持っていない場合は「バディブリージング」というエア切れの浮上方法があります。
「バディブリージング」とは、バディ同士でひとつのレギュレーターを交互に吸いながら使用するというエア切れのトラブルで役に立つ対処法のひとつです。「バディブリージングアセント」とも言われています。

今回の記事の内容は「バディブリージングとは?」、「バディブリージングの浮上方法」、「バディブリージングの動画」、「バディブリージングのまとめ」に分けて徹底解説します。
バディブリージングの浮上方法について知ることはとても重要です。バディブリージングの浮上方法を知らないとエア切れのトラブルでバディに空気をもらうことができないかもしれません。
バディブリージングは高度な技術と精神力が必要な方法であり、自分とバディの両方に危険が伴う難しい浮上方法です。しかし、いざというときに役に立つ可能性があります。スキル(技術)として知っておいた方が良い浮上方法です。
関連記事 : エア切れのトラブルで絶対に知っておきたい4つの浮上方法
バディブリージングとは?

「バディブリージング」とは、バディ同士でひとつのレギュレーターを交互に吸いながら使用するというエア切れのトラブルで役に立つ対処法のひとつです。「バディブリージングアセント」とも言われています。
エア切れの浮上方法で最も安全な方法はバディに予備の空気源(オクトパス)をもらう方法です。しかし、バディが予備の空気源(オクトパス)を持っていない場合もあります。
レギュレーターを購入する場合、予備の空気源(オクトパス)は別売りです。いまは、ほとんどのダイバーがレギュレーターに予備の空気源(オクトパス)を着けていますが、昔は着けていないダイバーもいました。
バディが近くにいて、予備の空気源(オクトパス)を持っていない場合は「バディブリージング」を使用して浮上します。
バディブリージングは高度な技術と精神力が必要な方法であり、自分とバディの両方に危険が伴います。いまのオープンウォーターの教科書には記載されていない非推奨の方法です。
バディブリージングの浮上方法

バディブリージングの浮上方法では、エアが切れてレギュレーターから空気が出なくなってしまったら、すぐにバディにエア切れのハンドシグナル(水中サイン)を伝えます。エアが0でなくても極端に少ない場合は未然にハンドシグナルで伝えます。
エア切れのハンドシグナル(水中サイン)は首元で手の平を下に向けて開いて左右に数回ほど繰り返して動かします。バディはハンドシグナル(水中サイン)の確認後に自分のレギュレーターをエア切れのダイバーに渡します。
参考ページ : 覚えないと危ない!ダイビングのハンドシグナル(水中サイン)

レギュレーターを渡すときの注意はレギュレータークリアで使用するパージボタンを塞がないようにセカンドステージのホースの根元を持って右手で渡します。空気を貰うダイバーはホースの根元を持っているダイバーの腕を右手で掴みます。
一つのレギュレーターでバディと交互に空気を吸うことになります。レギュレーターをくわえたら海水を飲まないように強く息を吐きます。その後に2回、空気を吸ってバディにレギュレーターを返します。
呼吸が落ち着いたらバディにOKサインを出して、浮上のハンドシグナル(水中サイン)を伝えます。浮上のハンドシグナル(水中サイン)は親指を水面に向けて立てます。

浮上中にBCDの空気が膨らんで浮上スピードが速くなってしまうかもしれません。いつでもBCDの空気を排気できるように左手はインフレーターホースを高く持ち上げて排気ボタンに指をかけて浮上します。
バディ同士で一つのレギュレーターを使用して2回ずつ交互に空気を吸い、レギュレーターの交換を繰り返しながら1分間に10Mを超えない浮上スピードで安全にゆっくりと浮上します。
バディブリージングは高度な技術と精神力が必要です。そして、最も重要なのはバディとの信頼関係です。
バディブリージングの動画
上記の動画はプロ向けのダイブマスターコースで練習するスキル(技術)です。バディ同士でバディブリージングしながらダイビング器材のマスク、フィン、BCD、レギュレーター、タンクを交換していくトレーニングです。
バディブリージングのまとめ

今回はエア切れの対処法であるバディブリージングの浮上方法を徹底解説しました。
「バディブリージング」とは、バディ同士で一つのレギュレーターを交互に吸いながら使用するというエア切れのトラブルで役に立つ対処法のひとつです。「バディブリージングアセント」とも言われています。
バディブリージングの浮上方法はバディ同士で一つのレギュレーターを使用して2回ずつ交互に空気を吸い、レギュレーターの交換を繰り返しながら1分間に10Mを超えない浮上スピードで安全にゆっくりと浮上します。

バディブリージングの動画ではダイブマスターコースのバディブリージングしながら器材交換をするスキルを紹介しました。
バディブリージングの浮上方法について知ることはとても重要です。バディブリージングの浮上方法を知らないとエア切れのトラブルでバディに空気をもらうことができないかもしれません。
バディブリージングは高度な技術と精神力が必要な方法であり、自分とバディの両方に危険が伴う難しい浮上方法です。しかし、いざというときに役に立つ可能性があります。スキル(技術)として知っておいた方が良い浮上方法です。
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