沖縄は日本国内で最もスキューバダイビングが盛んな地域になります。沖縄のほぼ全域が亜熱帯気候であり、年間を通して温暖な気候になります。日本では数少ない南の島のため、国内屈指のリゾート地となり、日本人の観光先として定番化しています。
沖縄本島だけではなく、石垣島や宮古島、西表島、久米島、伊良部島、南大東島と北大東島、与那国島、慶良間諸島、伊江島、伊平屋島など人気の離島もたくさんあります。
しかし、沖縄では毎年のようにダイビング事故や水難事故が起こっています。以下に近年の沖縄県(離島も含む)で起こったダイビング事故や水難事故をまとめます。
ダイビングショップのブログしては避けた方が良い内容かもしれません。今回は個人の現地ダイビングガイドとして、これから沖縄でダイビングや海遊びを考えている方の安全に繋がればと思います。
沖縄県では、ダイビングショップの営業をする場合に公安委員会への届出が義務付けられています。「潜水業 届出事業所一覧」には沖縄本島、離島を含めて1000件以上の事業所が届出を提出しています。
最終更新 2024年10月22日
目次
- 【2024年】沖縄県のダイビング事故や水難事故
- 「シュノーケルしていた同僚が上がってこない」と通報
- レギュレーターはずれパニックになったか 65歳男性死亡
- シュノーケル中の70代女性が死亡 本部の「ゴリラチョップ」
- 韓国籍の女性(38)がシュノーケルで溺れ死亡 宮古島市
- 宮古島「中の島ビーチ」で水難 スキンダイビング中の男性が死亡
- 竹富島でダイビング前に海を泳いでいた79歳男性死亡
- シュノーケリング中に溺れ70代男性が死亡 本部町備瀬崎
- ライセンス取得目指し遠泳の途中で死亡 本部町「ゴリラチョップ」
- 中国籍の女性がダイビング中に行方不明 恩納村「ウドゥイヌハマ」
- 恩納村 ダイビング中の女性溺れて意識失う 命に別状なし
- 「シュノーケリング中に溺れた」体験ダイビング・伊良部島
- 本部町の水納島付近でダイビング中の客が意識失い搬送後死亡
- 沖縄の渡嘉敷村でダイビングツアー客が一時、意識不明に
- 恩納村の青の洞窟でダイビング中の女性意識不明に その後死亡
- ダイビング船転覆 ひっくり返った船の10人を救助 石垣島沖
- ダイビングスポット「ゴリラチョップ」で女性(51)が死亡
- またドリフトダイビングで事故 与那国島沖で女性(39)が死亡
- 【2023年】沖縄県のダイビング事故や水難事故
- 過去の主な沖縄県のダイビング事故や水難事故
- 沖縄県のダイビング事故や水難事故 まとめ
【2024年】沖縄県のダイビング事故や水難事故
「シュノーケルしていた同僚が上がってこない」と通報
沖縄・国頭村謝敷の海岸、40代男性が行方不明になりました。
20日午後2時25分ごろ、国頭村謝敷の海岸で「一緒にシュノーケルをしていた同僚がまだ上がってこない」と118番通報があった。名護海上保安署によると、名護市の40代の会社員男性が行方不明となっている。身長は170~175センチ、黒の半袖Tシャツと海水パンツ、手袋などを着用していたという。
沖縄タイムス+ 2024年10月21日 引用
レギュレーターはずれパニックになったか 65歳男性死亡
沖縄県読谷村で19日、ダイビング中の男性が心肺停止となり、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは大阪府の65歳男性です。
那覇海上保安部によりますと、男性は19日午前9時半ごろから読谷村の残波岬沖でダイビングを始め、およそ5分後、呼吸に使うレギュレーターが口から外れてパニックになったということです。
インストラクターが保田さんを海面に浮上させましたがすでに心肺停止の状態で、
病院に運ばれ、搬送からおよそ2時間後に死亡が確認されました。
那覇海上保安部管内では、今年に入り26人がマリンレジャー中の事故に遭っているということで、海に行く際は体調管理に気を付けて、無理のない活動を心がけるよう呼びかけています。
RBC 琉球放送 2024年10月19日 引用
シュノーケル中の70代女性が死亡 本部の「ゴリラチョップ」
13日午前9時40分ごろ、本部町崎本部にある海岸(通称・ゴリラチョップ)付近で「70代女性が溺れ、心肺停止である」などと消防を介して118番通報があった。旅客船で同町を訪れシュノーケリングをしていたオーストラリア国籍の女性(76)が心肺停止の状態で本島北部の病院に搬送されたが、同11時15分、死亡が確認された。
名護海上保安署によると、女性はほかの旅客複数人と浅瀬でシュノーケリングをしていた。海面でうつ伏せの状態で浮かんでいたところを旅客の1人が発見したという。ライフジャケットは着用していなかった。名護海保は詳しい原因を調べている。
琉球新報 2024年10月14日 引用
韓国籍の女性(38)がシュノーケルで溺れ死亡 宮古島市
10日午前、宮古島市のシギラビーチで、韓国籍の38歳の女性がシュノーケリング中に溺れ、意識不明の状態で救急搬送されましたがその後死亡が確認されました。シギラビーチでは今年8月末にも、観光で島を訪れていた中国籍の男性がシュノーケリング中の事故で死亡しています。
死亡したのは観光のため家族で宮古島市を訪れていたパク・ヘジョンさんです。
宮古島海上保安部によるとパクさんは10日朝、家族4人でシギラビーチを訪れ、午前9時半ごろから1人でシュノーケリングを始めました。
しかしその後午前10時25分ごろ、監視塔のスタッフがビーチから60メートルほど沖合で手をバタバタとしているパクさんに気づき、直ちにビーチスタッフが救助に向かい、およそ15分後に砂浜に引き上げました。
パクさんは当時意識を失っていて、心臓マッサージなどの救命措置が施されましたが、正午すぎ、搬送先の市内の病院で死亡が確認されました。
パクさんは水中マスクとシュノーケルを着用していましたが、ライフジャケットは身に着けていなかったということで、宮古島海上保安部では「シュノーケリングを行う際は、海水を誤飲しても溺れないようライフジャケットを着用してほしい」と呼びかけています。
また迅速に救助、通報できるよう、単独での行動は控えるよう求めています。
RBC 琉球放送 2024年10月10日 引用
宮古島「中の島ビーチ」で水難 スキンダイビング中の男性が死亡
7日、宮古島のビーチでスキンダイビングをしていた韓国籍の男性が海底に沈んでいる状態で発見され、その後死亡が確認されました。死亡したのは韓国籍のチャン・シヨンさん(38)です。
チャンさんは7日午前11時ごろから、友人3人と宮古島市・下地島の「中の島ビーチ」の沖合で、酸素ボンベなどの器材を使わずに潜水する「スキンダイビング」をしていました。
約30分後、岸からおよそ180メートル付近で友人が海底に沈んでいるチャンさんを発見し、ビーチにいた人たちに助けを求め、砂浜に引きあげました。
チャンさんは心肺停止の状態で市内の病院に運ばれましたが、7日午後10時すぎに死亡が確認されました。
海上保安部が事故の原因について詳しく調べています。
RBC 琉球放送 2024年10月08日 引用
竹富島でダイビング前に海を泳いでいた79歳男性死亡
2024年9月10日竹富島の沖合でダイビングをしていた70代の男性が溺れ、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
亡くなったのは、千葉県在住の男性(79)です。
石垣海上保安部によりますと2024年9月10日午前8時ごろ竹富島の南の沖合でダイビング前の準備運動としてマスクのみを着用し遊泳していた男性が、突然、動かなくったのをスタッフが発見し船に引き上げました。
男性は、すでに意識がなく心肺停止状態で病院に搬送されましたがおよそ2時間後に死亡が確認されました。
男性は、1人でダイビングに参加していたということで海保が、スタッフから当時の状況を聞くなど事故の詳しい原因を調べています。
海保では、自身の健康状態の確認や海水の誤飲に気をつけるなど注意を呼びかけています。
琉球朝日放送 2024年9月11日 引用
シュノーケリング中に溺れ70代男性が死亡 本部町備瀬崎
8月25日午後、沖縄県本部町の海岸でシュノーケルをしていた観光客の男性が溺れ、病院へ運ばれましたがその後死亡が確認されました。
亡くなったのは大阪から観光で訪れていた自営業の波那本賢次さん(74)です。波那本さんは25日午後2時15分ごろから、一緒に来ていた親族と本部町・備瀬崎の海岸でシュノーケルをしていました。開始から5分後、海岸から約40メートル離れた場所で波那本さんが溺れているのを親族らが発見し岸に引き上げましたが、心肺停止の状態で病院へ運ばれ、その後死亡が確認されました。波那本さんはライフジャケットを着用していなかったということです。
名護海上保安署は事故の経緯を調べるとともに、マリンレジャーの際にはライフジャケットを着用するよう呼びかけています。
沖縄テレビ放送 2024年8月26日 引用
ライセンス取得目指し遠泳の途中で死亡 本部町「ゴリラチョップ」
25日午前、本部町の海岸で遠泳をしていた大学教授の男性が、岸に上がった直後に意識不明となり病院に搬送されましたが、その後死亡しました。
名護海上保安署によりますと、25日午前8時半過ぎ、本部町崎本部の海岸、通称「ゴリラチョップ」と呼ばれるダイビングスポットで、ダイビングのライセンス取得のために遠泳をしていた男性が岸に戻る手前で泳ぎをやめ、仰向けの状態になりました。
男性は一緒に泳いでいた知人に介助されて岸に上がりましたが直後に意識を失い、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死亡したのは東京に住む大学教授の本田宏隆さん(62)です。
本田さんは脳に酸素不足が起こる低酸素脳症や、肺に水がたまる肺水腫の疑いがあるということです。
ダイビングスポット「ゴリラチョップ」はリーフの内側に位置していて波が穏やかになりやすく、天候に左右されず潜りやすいということですが、今年2月にも、観光で沖縄を訪れていた当時51歳の女性がダイビング中に意識を失い死亡する事故が起きています。
海上保安署が事故当時の状況などを詳しく調べています。
RBC 琉球放送 2024年8月25日 引用
中国籍の女性がダイビング中に行方不明 恩納村「ウドゥイヌハマ」
21日午後7時45分ごろ、沖縄県恩納村の万座毛近くにある海岸「ウドゥイヌハマ」で、「中国人3人がダイビングに行って1人が行方不明になっている」と110番通報があった。中国籍の40代女性が行方不明で、那覇海上保安部が22日も朝から捜索を続けている。
那覇海保によると、21日午後5時40分ごろ、中国人の男女3人が、ウドゥイヌハマから沖合約200メートルほどの地点でダイビングをしようと入水を開始。約10分後、沖合約100メートルの地点で、女性がいないことに友人2人が気づいた。約2時間後の同7時42分ごろ、海岸近くを歩いていた通行人に通報を頼んだという。
行方不明となっている女性は当時、黒色のウエットスーツに黒色のフィンを着用していた。
沖縄タイムス+ 2024年8月22日 引用
恩納村 ダイビング中の女性溺れて意識失う 命に別状なし
9日午後、恩納村の海岸でダイビング中の女性が溺れて意識不明となる事故がありました。
その後、病院に運ばれ命に別状はないということです。
那覇海上保安部によりますと、9日午後0時13分ごろ、「女性がダイビング中にパニックを起こして急浮上し、救助された」と消防を通して通報がありました。
女性は20代で、恩納村の真栄田岬のビーチで体験ダイビングをしていたところ、入水しておよそ20分後に突然、マスクなどを外して急浮上したということです。
インストラクターが駆けつけると呼吸はあるものの、意識を失っていて病院に搬送されました。
現在、治療を受けていて命に別状はないということです。
海上保安部が事故の原因や当時の状況について詳しく調べています。
海上保安部はマリンレジャーは体調管理に気をつけて無理のない範囲で行うよう呼びかけています。
NHK 2024年8月09日 引用
「シュノーケリング中に溺れた」体験ダイビング・伊良部島
2日午前10時10分ごろ、宮古島市の伊良部島の沖合で「男性がシュノーケリング中に溺れた」と119番通報があった。和歌山県から観光に来ていた男性(65)が心肺停止の状態で市内の病院に搬送されたが通報から約1時間後に死亡が確認された。
宮古島海上保安部によると、男性は家族と体験ダイビングツアーに参加。船でスポットに到着後、水慣らしのためシュノーケリングをしていたが、うつぶせの状態で浮かんでいる姿を発見され、インストラクターらに引き上げられた。
同保安部が事故原因を調べている。
沖縄タイムス+ 2024年8月04日 引用
本部町の水納島付近でダイビング中の客が意識失い搬送後死亡
10日午前、本部町の水納島付近の海域でダイビング中の外国人客が意識を失い、その後、死亡が確認されました。
名護海上保安署によりますと、10日午前10時すぎ、「ダイビング中に客の外国人男性1人が意識を失った。本部港に向かっている」とダイビング業者から通報がありました。
男性はほかの客2人とインストラクターの4人で午前9時半ごろからダイビングを行っていましたが、およそ20分後、男性と目が合わないなど異変を感じたインストラクターが一緒に浮上したところ意識を失ったということです。
男性はダイビング船で本部港まで運ばれたあと病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
亡くなったのは1人で参加していた外国人男性で、男性が業者に提出した書類によりますと70代だということです。
現場は水納島から東に250メートルほど離れた海域で事故当時、天気は晴れて波は穏やかだったということです。
海上保安署が身元の確認を急ぐとともに、死亡した原因や当時の状況について詳しく調べています。
NHK 2024年07月10日 引用
沖縄の渡嘉敷村でダイビングツアー客が一時、意識不明に
1日午前10時5分ごろ、渡嘉敷村の東側海岸のダイビングスポット(通称・アラリ)で「ダイビング中の男性が溺水した」と消防を介し、118番通報があった。ダイビングツアーに参加していた北海道の70代男性が意識不明の状態で浮上し、同村の診療所に搬送された。その後、男性の意識は回復し、治療が続いているという。
那覇海上保安部管内では5月26日にも恩納村真栄田岬付近でダイビング中の女性(50)が意識不明の状態で搬送され、死亡する事故があった。同海保はマリンレジャーに関連して体調管理を徹底し無理なく活動するよう呼びかけている。
琉球新報朝刊 2024年06月02日 引用
恩納村の青の洞窟でダイビング中の女性意識不明に その後死亡
恩納村の人気のダイビングスポット「青の洞窟」で26日、50歳のダイビングショップのゲストが意識を失い、その後、死亡しました。海上保安部が事故の原因を調べています。
那覇海上保安部によりますと、26日午前10時45分ごろ、恩納村の真栄田岬にある人気のダイビングスポット「青の洞窟」で、都内の50歳の女性がダイビング中、意識がもうろうとしていることにガイドが気付きました。
その後、海面に浮上した際、女性の意識はなかったということで、病院に運ばれましたが、5時間半後に死亡が確認されました。
女性はダイビングツアーに参加し、午前10時半に近くの漁港を出港してガイドやほかの客あわせて5人でダイビングを行っていたということです。
現場付近は、当時、3メートルの風が吹いていたということで、海上保安部が事故の原因を調べています。
NHK 2024年05月26日 引用
ダイビング船転覆 ひっくり返った船の10人を救助 石垣島沖
19日午前、石垣市の海上でダイビング船が転覆し、乗っていた10人が一時、海に取り残されました。
第11管区海上保安本部によりますと、転覆したのは石垣市内にあるマリンショップのダイビング船で、ダイビング客8人とスタッフの2人の合わせて10人が乗っていました。
19日午前11時ごろ、石垣市新川の琉球観音崎灯台から沖合に800メートルあまりの海上で小型の船が転覆しているのを石垣海上保安部の巡視船が発見し、そのおよそ1時間後に、転覆したダイビング船の船底に乗っていた10人を救出しました。
救出された10人にけがはありませんでした。
転覆したダイビング船の船長は、「ダイビング中に風が強くなり船を移動させたところ、船内に大量の海水が入り転覆した」と話しているということで、海上保安本部が転覆の原因などを詳しく調べています。
RBC 琉球放送 2024年3月19日 引用
ダイビングスポット「ゴリラチョップ」で女性(51)が死亡
27日午前、本部町で観光客の女性がダイビング中に意識を失い、その後死亡しました。
名護海上保安署などによりますと、2月27日午前10時ごろ本部町崎本部にある通称「ゴリラチョップ」と呼ばれるダイビングスポットで、ダイビングをしていた女性がインストラクターに息苦しさを訴えたあと、意識を失いました。
女性は近くの海岸に引き上げられましたがすでに心肺停止の状態で、病院に運ばれましたが間もなく死亡が確認されました。
死亡したのは東京都に住む51歳の女性です。
女性は観光で沖縄を訪れていて、きょうはひとりでツアーに参加しインストラクターと2人でダイビングをしていたということです。
「ゴリラチョップ」のダイビングスポットは、リーフの内側に位置していて波が穏やかになりやすく、天候に左右されず潜りやすいとされていて、27日午前は沖では波浪注意報が発表されていたものの、ゴリラチョップでは波が穏やかだったといいます。
名護海上保安署が当時の状況を詳しく調べています。
RBC 琉球放送 2024年2月27日 引用
またドリフトダイビングで事故 与那国島沖で女性(39)が死亡
13日午前、与那国島の沖で、潮に流されながら海中を移動する「ドリフトダイビング」をしていた神奈川県在住の39歳女性が海中で体調不良を訴え、心肺停止の状態で島の診療所に搬送されました。
その後、心肺は再開しましたが、その日の夜に女性の死亡が確認されました。
事故があったのは与那国島の西埼灯台の沖合で、13日午前9時40分ごろ、「ダイビング船に乗っている女性が心肺停止になった」と消防指令センターを通じて118通報がありました。
女性はガイドと他の1人を含む3人で午前9時20分ごろからドリフトダイビングを始めましたが、およそ5分後に体調不良を訴え、緊急浮上したということです。
女性は石垣市の病院に搬送されましたが、午後11時半ごろに死亡が確認されました。
石垣海上保安部が事故の原因を調べています。
RBC 琉球放送 2024年2月13日 引用
【2023年】沖縄県のダイビング事故や水難事故
石垣島沖 スキンダイビングで男性死亡
27日午後、石垣島の沖合で自分の息だけで潜水をするスキンダイビングをしていた20歳代の男性が水中で意識不明になり、病院に運ばれましたが死亡しました。
27日午後3時48分ごろ、石垣海上保安部に「スキンダイビングをしていた外国人男性が意識不明になり心肺停止状態になっている」とダイビング業者から通報がありました。
男性は引き上げられた船で心肺蘇生が行われ、その後、消防隊に引き継がれて病院に搬送されましたが、通報から1時間半あまりたった午後5時20分に死亡が確認されたということです。
海上保安本部によりますと、死亡したのは東京都に住むイギリス国籍の20歳代の男性で、石垣市崎枝にある灯台から南におよそ3.4キロ離れた海上で自分の息だけで潜水をするスキンダイビングをしていたところ、午後3時半すぎに水深10メートル付近で意識不明になっているのを、ガイドが見つけたということです。
海上保安本部で事故の原因を調べています。
NHK 2023年10月27日 引用
沖縄 ダイビングで行方不明の3人確認 いずれもけがなし
第11管区海上保安本部によりますと、16日午後3時15分ごろ沖縄本島の沖合にある渡嘉敷村のナガンヌ島付近で、ダイビングショップの船の乗組員から「8人でダイビングしていたがこのうち3人の行方が午後2時ごろからわからない」などと118番通報があったということです。
海上保安本部が捜索にあたっていましたが、那覇海上保安部によりますと、午後4時ごろ、ナガンヌ島でウエットスーツを着用している3人を発見し、その後、行方が分からなくなっていた3人と確認されました。いずれもけがはないということです。
NHK 2023年10月16日 引用
座間味村でダイビングとシュノーケルの水難事故相次ぐ2人死亡
10日座間味村で水難事故が相次ぎ、ダイビングをしていた男性とシュノーケリングをしていた男性の2人が死亡しました。
10日午前10時半頃、座間味村嘉比島のビーチでダイビングショップの体験ツアーに参加していた男性が開始からおよそ10分後に体調不良を訴え、浮上しその後、意識を失ったということです。
男性はダイビング船で搬送されましたがまもなく死亡が確認されました。
亡くなったのは福島県に住む63歳の男性です。
また、10日正午ごろ慶留間島では、友人と2人でシュノーケリングをしていた男性が心肺停止となりドクターヘリで病院へ運ばれましたが、およそ45分後に死亡が確認されました。
亡くなったのは千葉県に住む38歳の男性です。
事故当時、沖縄本島全域に波浪注意報が出されていました。
OTV 沖縄テレビ放送 2023年10月11日 引用
シュノーケリング中に心肺停止 千葉の43歳男性が死亡
23日午前11時10分ごろ、沖縄県宮古島市下地与那覇にあるリゾートホテル敷地内のビーチで「心肺停止の人がおり、心肺蘇生中」と、フロントスタッフから119番通報があった。
宮古島海上保安部によると、千葉県の男性(43)が沖合50メートル付近でうつぶせの状態で浮いているところをビーチスタッフが発見。心肺停止の状態で市内の病院に搬送されたが、50分後に死亡が確認された。死因は調査中。
男性は友人3人とビーチを訪れ、シュノーケリングをしていたという。男性が見えなくなったことに気付いた友人がビーチスタッフに通報した。
沖縄タイムス+ 2023年09月24日 引用
ドリフトダイビング事故 行方不明の男性の捜索打ち切り
今月18日、沖縄の西表島の沖合でダイビングショップのツアーの「ドリフトダイビング」をしていた男性2人が行方不明になり1人が死亡した事故で、捜索が続いていた男性1人の捜索が21日正午に打ち切られました。今後は通常の警戒業務のなかで捜索するとしています。
石垣海上保安部によりますと、神奈川県の63歳男性と東京都の57歳男性の2人は、今月18日午前11時半ごろ、西表島南西の中御神島の沖合で海に潜って潮に流されながら移動する「ドリフトダイビング」をしていたところ、行方が分からなくなりました。
57歳の男性は事故発生からおよそ3時間後に水中に沈んでいたところを発見され、その後死亡が確認されていましたが、63歳の男性は現在も見つかっていません。
海上保安部は巡視船や航空機などで63歳の男性の捜索を続けていましたが、行方につながる手がかりは依然見つからず、21日正午に捜索態勢を解除しました。
RBC 2023年9月21日 引用
インストラクターとダイビング中に「苦しい」50代女性
25日午前11時55分ごろ、沖縄県石垣市川平の沖合で、「ダイビングをしていた女性が意識不明」と消防から118番通報があった。
石垣海上保安部によると、ダイビングショップのツアーで静岡県の50代女性がインストラクター1人とダイビング中に「苦しい」と異常を訴え、ダイビング船に戻った後、意識不明で県立八重山病院に搬送された。
海保が事故原因などを調べている。
沖縄タイムス+ 2023年08月26日 引用
ダイビング客ら20人乗せた船が転覆、全員救助 沖縄・下地島沖
16日午後0時40分ごろ、沖縄県宮古島市の下地島の沖合で「船が転覆している」と第11管区海上保安本部に118番通報があった。
宮古島海上保安部によると、ダイビングショップの客ら20人(男性13人、女性7人)を乗せた「クリスタルM」(4・8トン)が転覆。午後1時20分ごろ、宮古島海上保安部の巡視船などが全員を救助した。うち1人が体調不良を訴えて病院に搬送された。意識はあるという。
宮古島海上保安部が転覆の原因などを調べている。
朝日新聞 2023年8月16日 引用
ダイビング中の7人が一時行方不明、全員命に別条なし
19日午前11時50分ごろ、沖縄県糸満市沖の「ルカン礁」周辺の海域で、ダイビングショップの船のインストラクターから「ダイバー7人が行方不明になった」と118番通報があった。第11管区海上保安本部(那覇市)によると、午後3時までに7人全員が海上で発見され、海保のヘリコプターが救助し、いずれも命に別条はないことを確認した。
11管によると、一時行方不明になったのは、インストラクター2人と客5人の成人の男女。現場は、糸満市の西の沖合約12キロにあるサンゴの環礁「ルカン礁」の北東約600メートルの海域で、潮の流れに乗り海中を移動する「ドリフトダイビング」と呼ばれるダイビングを行っていたという。
朝日新聞 2023年6月19日 引用
過去の主な沖縄県のダイビング事故や水難事故
ダイビングスポット(通称・トライアングル)ダイビング中に女性死亡
11月29日午後0時半ごろ、沖縄県糸満市の糸満漁港から南西約11キロ沖合のダイビングスポット(通称・トライアングル)で、「ダイビング中に女性が意識不明になった」と119番通報があった。
那覇海上保安部によると、夫とダイビングショップのツアーに参加していた兵庫県の女性(53)が心肺停止の状態で病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
沖縄タイムス+ 2022年11月30日 引用
「遊戯王」作者・高橋和希 シュノーケリング中に少女を助け
沖縄県名護市で7月、遺体で見つかった人気漫画「遊☆戯☆王」の作者・高橋和希(本名・一雅)さん(当時60)が、海で流された少女の救助中に海難事故に遭ったことが14日、第11管区海上保安本部(那覇)への取材で分かった。11管は少女の心のケアを優先し、遺族と相談の上、救助中の事故と公表していなかった。
11管によると、高橋さんは7月4日午後、恩納村でシュノーケリングをしていた時、遊泳中の少女と両親が沖合に流されているのを発見。近くにいた米軍人ら2人と救助に向かった。少女は米軍人に救助され、両親は自力で岸までたどり着いたが、高橋さんは波にのみ込まれたとみられる。
スポーツ報知 2022年10月15日 引用
沖縄科学技術大学院大学(OIST)職員ダイバー2名が潜水事故
11月14日、沖縄海域に位置する伊江水道で、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の職員ダイバー2名が潜水事故に遭いました。
そのうち1名のダイバーは水中で実験装置の設置作業にあたっていましたが、その後、水面に浮上してきませんでした。海上保安署、警察、消防、地元漁船等による海上捜索及び海上保安署による潜水捜索が行われ、捜索活動は日没寸前まで続けられました。
11月15日(火)に海上捜索及び潜水捜索が再開され、捜索は終日にわたって続けられました。11月16日(水)にも発生場所付近の捜索が行われましたが、発見することが出来ず、海上保安署による捜索活動が打ち切られました。
もう1名のダイバーにつきましては、すでに退院しており、快方に向かっています。
沖縄科学技術大学院大学(OIST) 2016年11月18日 引用
沖縄慶良間の体験ダイビング死亡事故
21日昼ごろ、渡嘉敷島でダイビングショップのツアーでダイビングをしていた観光客の女性が海底に沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。那覇海上保安部などによりますと、21日正午ごろ、渡嘉敷島の北300メートルの沖合いでダイビングをしていた女性が、深さおよそ5メートルの海底に仰向けの状態で沈んでいるのをインストラクターが発見しました。女性は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。死亡したのは兵庫県に住む48歳の女性で、家族と一緒に渡嘉敷島を訪れていたということです。海上保安部が事故の原因を詳しく調べています。
RBCニュース 2016年03月21日 引用
沖縄県のダイビング事故や水難事故 まとめ
今回の沖縄県のダイビング事故や水難事故は新聞やニュースの内容をまとめています。ダイビングや海遊びをするときは体調管理がとても大切です。体調が悪い時はダイビングショップやマリンショップのツアーであってもキャンセルするようにして下さい。
近年はダイビングだけではなく、シュノーケリングやスキンダイビングの事故も増えています。海で遊ぶときはライフジャケットやウエットスーツなど浮力のある物の着用を必ず行ってください。
沖縄本島の恩納村は【2024年最新版】恩納村のダイビング事故・水難事故のまとめに記載しています。
ダイビング事故や水難事故が起こった時のことを考えて携帯電話や応急セットは必ず携帯しましょう。
#沖縄ダイビング事故 #ダイビング事故