身近な親しい人が突然倒れたり、交通事故などに遭った場合、あなたならどうしますか?救急車が到着するまでの時間にいかに適切な処置を施すことができるかで、患者のその後の状況は大きく変わってきます。大切な人を守るために、いざというときに備えて、適切な処置の仕方を身につけておきたいものです。
コースでは、心停止など生命にかかわる緊急時のケア(一次ケア)と、即座に生命にかかわらないケガや病気のケア(二次ケア)について学びます。最新の医学的基盤に基づいた信頼性の高いプログラムで、世界中のさまざまな機関から承認されています。
ファースト・レスポンス (心肺蘇生法+応急手当)
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ファースト・レスポンスではCPR(心肺蘇生法)、応急手当を学びます。ダイビング以外の日常生活の緊急時にも 迅速で最善の行動がとれるようになる実用性の高いコースです。レスキューコースの参加条件に必須のライセンスです。所要時間は約5時間ほどなので沖縄の到着日やお帰りの日におすすめです。
参加条件 どなたでも受講可(ダイバーでなくてもOK) ※別途料金 教材セット、申請手数料 ¥9900(税込) |
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ファースト・レスポンス 使用教材
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心肺蘇生法(一次ケア)
生命にかかわる緊急時のための緊急ケアを学びます。知識開発(学科講習)とスキル開発(実技講習)、現実的なシナリオ練習を通して、万が一の際に「まず何をすればよいか?」を身につけ、躊躇することなく手がさしのべられるように学習します。
コース内容
- 現場の評価
- バリアの使用
- 一次評価
- CPR(心肺蘇生法)
- 気道閉塞で意識がある/ない成人への対応
- ひどい出血の管理
- ショックの管理
- 背骨の傷害の管理
- AED(自動体外式除細動器)の使用方法(オプション)
- 緊急時における酸素の使用方法(オプション)
応急手当(ニ次ケア)
即座に生命にかかわらないケガや病気、あるいは地元のEMS(救急隊)が到着するのに時間がかかるか、利用できない場合のためのコースです。知識開発とスキル開発、現実的なシナリオ練習を通して二次ケアと適切なファースト・エイドに焦点を当てて学習します。
コース内容
- ケガの評価
- 病気の評価
- 包帯の使用方法
- 骨折や脱臼のときのための副木の使用方法
緊急用酸素キット
ダイビングで身近な潜水病(減圧症)ではファーストエイドで緊急用酸素供給キットを用いて純酸素を与えます。応急手当として純酸素、もしくは濃度の濃い酸素を与えることでダイバーの体の中に溜まっていた窒素を排出すことが出来ます。
又、症状が改善されても医療機関と連携して医師の手当て、もしくは再圧チャンバーでの治療が必要です。