和名:ツマジロオコゼ
英名:Cockatoo waspfish
分布:西太平洋や東インド洋、琉球列島など
分類:カサゴ目・ハオコゼ科・ツマジロオコゼ属
生息環境:サンゴ礁や岩礁域など
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ツマジロオコゼは東シナ海から南シナ海を経て、アラフラ海やサンゴ海、ミクロネシアなどの西太平洋に分布しているハオコゼの仲間で、国内では和歌山辺りから南で見られる。
体は強く側扁していて、背びれは眼の前縁の直上からはじまり、きわめて大きい。
体色は暗褐色や茶褐色、黒褐色などで、多くは吻端から背びれの前端にかけて白い筋が見られる。
この模様からツマジロ(端白)の名前が付けられているが、白くないものも多い。
鱗は微小で、全体に枯れ葉のような感じで、海草などに擬態しているとされている。
また、鰭の棘条には毒をもっていて、刺される傷む。